GTX970でも、マイニングの収益性が高まってきた!

マイニング
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ここ2、3日のモナコイン(MONA)の高騰によって、他の通貨でマイニングをしていた人もそうでなかった人も・・・ NVIDIAのグラボでマイニングを始めているのではないでしょうか?

私の場合、Equihashが最適だって・・・NiceHashが自動選択される中、ccminerを使ってMONA掘りをしていました(; ・`д・´)
高騰する前でも、赤字になるわけではなかったのでw

ですが、ここまでの高騰ぶりに これからも右肩上がりで推移していく可能性も出てきている状況に変わってくるとハード性能で圧倒してくる猛者が集まってくる可能性も出てきます
今後の動向は当然気になりますが、手持ちのグラボはタイトルに書いた通りGTX970の1枚のみです

現在のところ、MONAの価格変動とは無縁でマイニングができていますので、私の環境について紹介していきたいと思います

GTX970のハッシュレート

自動的に収益性が見込める通貨をマイニングしてくれるお手軽ソフト「NiceHashMiner2」があります
また、このソフトを公開しているNiceHashのサイトでは、マイニングする通貨(アルゴリズム)だけでなく候補としてあげられえる通貨(アルゴリズム)の情報も確認することができます

GTX970を調べてみると、Equihashのアルゴリズムが最適となって表示されています
通貨とアルゴリズムが必ずしも一致するわけではないのですが、NiceHashではどんな通貨(アルゴリズム)でマイニングしようとも、ビットコインにして収益分の支払いをしています

これからマイニングを始める人には、どの通貨がいいとか判断材料(情報)がないと思うので・・・まずは、NiceHashでマイニングしながら気になる通貨やマイニング方法(ソフト)が出てきてから試してみる感じでいいと思います

GTX970の消費電力

グラボ自体の仕様で公開されている消費電力(目安)はTDPが多く、消費電力としては参考にはなるけど実際の数値とは違っています
これはカードを製造しているメーカーによって、動作クロックや使用している部品構成・・・そして、どんな人がどんな風に利用するかによっても消費電力が変わってくるからです

車の燃費表示のようなもので、使う人の使い方でカタログ値と違ってくる・・・
スマホの電池の持ちが、同じ機種でも使い方で使用時間が変わってくる・・・

イメージとしては、こんな感覚です(; ・`д・´)

ちなみに私のPC環境では、簡単に消費電力が確認できるテーブルタップを使っているので、マイニングしているときのPCの消費電力を確認しています
グラボ単体での消費電力を測ることができればいいのですが、マイニングしていない無負荷状態の消費電力を引くと、グラボの消費電力がだいたいわかるのでよしとしています(; ・`д・´)

ちなみにマイニングをはじめると、グラボのコア使用率がほぼ100%になります
通貨(アルゴリズム)やマイニングするソフトによって、メモリの使用率が変わりますが・・・コアはほぼ100%です

そして、消費電力の変化が大きいのもコアのクロック

マイニングはゲームの高負荷とは違い、コアクロックを落としてもメモリクロックがあればマイニング効率に影響が少ない傾向があります

Afterburnerのようなソフトで、コアクロックを下げていくことで・・・消費電力を抑えながら熱による故障の不安も軽減できます
ゲーム用途のフル稼働に比べたら、マイニングのフル稼働はグラボに優しい環境になっています

とはいえ・・・言葉だけの説明だと、本当に消費電力が調整できるの?という風に疑問ですよね・・・
次は、実際に私のPC環境で消費電力を測定しながら、マイニング性能に影響が少ない範囲で調整していきます

GTX970のマイニング設定

グラボのクロックや消費電力の調整できるソフトを使って、マイニング効率の良さそうなところを探していきます

私の環境では66%に設定すると、100%の消費電力で得られたハッシュレートの90%を狙えることがわかりました
10%の処理低下が、80wの節約になったので長時間のマイニングを考えると設定は重要ですね

100%  23.4MH/s  330w以上
90%  22.9MH/s  317w
80%  22.4MH/s  298w
70%  21.6MH/s  260w
60%  20.4MH/s
50%  16.5MH/s

※60%、50%に設定したときの消費電力は、100%のときのハッシュレートから低下している度合いが大きかったため確認(計測)していません

まとめ

マイニングをするようになって24時間放置をするようになってから、メモリクロックが定格で動作していないことに気づき・・・本来のハード性能をマイニングに活かせない状態ですが、それでもMONAでは21.1MH/s前後でBTC換算だと$3.18/日、$95.48/月と・・・ここ2、3日の高騰のおかげもあって収益見込みが高まってきています

消費電力270~280wくらいありますが、CPUのFX8370がアイドル状態でも100w前後の足を引っ張っているPCなので、純粋なGTX970の消費電力としては約180wなのですが・・・ CPUの消費電力とか分けずに考えても$1.17/日、$35.00/月の収益見込みが出るようになっています

この300wの電気代、300w x 24h x 1 Monthly分をどう考えられるかにもよりますが、GPUマイニングはゲーム用途でGPUを搭載しているPCを所有している人にとっては空いた時間にマイニングをすることで、月2000円前後のゲーム費用をまかなえるかもしれませんし、GPUを新調する際の予算にもまわすこともできます

現在のモデルでいくとGTX970のマイニング性能は1060くらいですが、消費電力からみればGTX970よりもコストを抑えることができます
マイニング用途では6GBメモリのモデルの方がスコアが出やすいので新たに購入してみようかな?と思う人は気を付けてください