【訂正】レンタルサーバーだと黒字は厳しい!

レンタルサーバー
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これこそ、黒歴史の1つになりそうな記事となりました・・・

ぬか喜びもいいところで、あれからハッシュレートを確認してみたら、230H/sとかなってたりしたMoneroが・・・
半分以下の100H/sを切るくらいまで遅くなっていました

ぎりぎり、レンタル費用をまかなえるかどうかっていうレベル(; ・`д・´)

これは、もう・・・無理してマイニングするべきじゃないですね

自宅でPCを使ったマイニングの場合、電気代よりもマイニングによる獲得通貨の量(額)が上回れば黒字、逆に電気代の方が高ければ赤字となります

獲得通貨の量は、ハッシュレートを参考にして通貨ごとに自分の環境で最適解を探していくことで、おのずと電気代をカバーできるようなマイニングを選んでいくことになるので、それでも赤字にしかならないハード性能なら、自宅のPC環境でのマイニングはいったんあきらめて他のマイニングを検討してみてもいいのではないでしょうか?

今回、試してみたのはレンタルサーバーです

こちらは月額使用料がかかりますが、電気代としてはかかりません サーバーのレンタル費用を上回るマイニングができるのであれば、ハードのメンテナンスはレンタルサーバーの方で対応することになりますので、収支の計算もシンプルになります
自宅でのマイニングでは、PCパーツが故障したときの時間的なロスも考えておかないといけませんので・・・

ちなみにレンタルサーバーでは、GPUのマイニングではなくCPUによるマイニングです
GPUを利用できるサービスも一部あることはあるのですが、CPU・メモリ・ストレージのサーバーに比べてとても高価な月額利用料になります・・・

機会があれば、マイニングでどれくらいになるか試してみたいところですが、今回は対象外としています

仮想3コア


通貨:XMR(Monero)の月間収益予想が$11.10
サーバー代:864円

1237-864=373円の黒字

仮想6コア


通貨:XMR(Monero)の月間収益予想が$23.80
サーバー代:1728円

2653-1728=925円の黒字

仮想12コア


通貨:XMR(Monero)の月間収益予想が$43.67
サーバー代:3456円

4868-3456=1412円の黒字

これをさらに黒字化させてみる

「config.txt」がまぁ、英語表記なのでとっつきにくいのですが、ハッシュレートの改善につながりそうな部分を探してみました

low_power_mode

low_power_mode – This mode will double the cache usage, and double the single thread performance. It will consume much less power (as less cores are working), but will max out at around 80-85% of the maximum performance.

Google先生の翻訳解説によると、80~85%の消費電力で動作させることができ、さらにパフォーマンスを2倍にすることができる・・・
キャッシュの使用量を2倍にするので、CPUのキャッシュの使用状況にもよるのかなと思います

no_prefetch

no_prefetch – Some sytems can gain up to extra 5% here, but sometimes it will have no difference or make things slower.

5%上乗せできるシステムもあるが、違いがないどころか遅くなることもある・・・(; ・`д・´)
通貨によって試してみる価値がありますね

affine_to_cpu

affine_to_cpu – This can be either false (no affinity), or the CPU core number. Note that on hyperthreading systems it is better to assign threads to physical cores. On Windows this usually means selecting even or odd numbered cpu numbers. For Linux it will be usually the lower CPU numbers, so for a 4 physical core CPU you should select cpu numbers 0-3.

一度、アプリケーションに使用するCPUコア(スレッド?)を指定したことがある人なら内容がすぐに理解できると思いますが・・・
「物理コアの数でした方がよい」と書かれています

レンタルサーバーの場合、仮想コアを物理コアとみなして動作させちゃうので・・・ どう扱うべきか悩みそうです

config.txtの設定を変更してみた結果

自宅のPCで、電気代をかけてマイニングするよりも黒字化できているような・・・

仮想3コアのハッシュレート、収益予想


11.10 USD > 17.98 USD
119.8 H/s > 194.1 H/s

2004-864=1140円の黒字

仮想6コアのハッシュレート、収益予想

ハッシュレートが思うように上がらず、6コアのうち4コアを動かして250H/sにできるくらいでした
設定をいじらない方が良かった・・・

仮想12コアのハッシュレート、収益予想

こちらも6コアの結果より、12コアでは試していません(8コア稼働の設定)
ハッシュレートは300H/sくらいとなり、こちらも設定を元に戻した方がいいという・・・(; ・`д・´)

まとめ

この記事を書く前に、レンタルサーバーでマイニングするとサーバー代も稼げない赤字だわ~っていうサイトを見ていたので、ここまで利益が増やせるとは思いませんでした

そして、一喜一憂しているわけにもいかず、今後の課題としては、負荷の調整になります
さすがに、仮想コア数フルで動かしてしまうとサーバーへの負荷が高くなりすぎて・・・ 利用規約読んでますか?(; ・`д・´)になってからでは遅いです

また、MoneroでのCPUマイニングだけを検証した内容ですので、他の通貨ではどうなるのか不明です・・・

後日、他の通貨でマイニングを試した結果を公開できるようにがんばります(; ・`д・´)

※私と同じようにやって、同じような結果が出るという保証にはなりません
※自己責任(ノークレーム)でお願いします